生でも食べられるアスパラガス。こだわりの特別栽培農法で、安心・安全なお野菜を食べてほしい。

お野菜は正直です。全く手が抜けません。でも、手を掛けた分だけ安心で安全でおいしいアスパラに育ってくれます。

特別栽培認定証取得

毎年、農林水産省の定める『特別栽培農産物に係る表示ガイドライン』に則り、
アスパラガスを育てています。
害虫駆除や草取りなど、手が掛かって仕方ないのですが、手が掛かる分、愛着もひとしおです。
小さいお子さんから大人まで安心して食べられるアスパラを届けたい。

美味しさの基礎は「土」「水」「肥料」から

十勝清水町は、開拓以来百数十年にも及ぶ先人の努力によって肥沃な土壌が作られてきました。しかしアスパラガスの様な特にたくさんの養分を必要とする作物を作っていると、土地は次第に痩せてしまいます。そこで私たちは毎年雪解けの後に肥糧分をたっぷりと含む堆肥を充分に施用しています。土地から頂いた養分と同等以上の養分を土地に返還してゆく、この原則を守ってこそ、保水性・排水性・通気性の高い、良質で柔らかな土壌を維持できるのです。

フルタイムファーム十勝が広がる北海道上川郡清水町は、“清水”の名の通り、清らかな水で有名な地。毎年「清流まつり」が催されるこの地の水が、良質のアスパラガスを育みます。「清水」はアイヌ語の「ペケレベツ」を和訳したもので、「明るく清らかな川」という意味です。

化学肥料は一切使わず、有機肥料の「ボカシ肥料」と「豚ぷん堆肥」を使っています。「ボカシ肥料」は米ぬかや油かす等の有機物を混ぜたものを、醗酵させて自作しており、豚ぷん堆肥」は十勝管内にある選りすぐりの養豚業者から購入しています。豊富な窒素分を含む豚ぷんは、そのまま廃棄すると土壌の過剰な肥沃化を起こしてしまう産業廃棄物ですが、正しい処理工程で完全に発酵させて堆肥化させれば、それはアスパラガスにとって最適な有機肥料に生まれ変わります。

「安心」「安全」なお野菜のための私たちの6つのプロセス

種を撒いて、苗を植え、収穫する…基本は、皆様が家庭で行う育て方と同じ流れです。
しかし、農作業に「管理する」という概念を加えると、
そこからはプロフェッショナルの領域となります。

ひとつも手を抜かず、徹底してこだわることが、
安心・安全でおいしいアスパラガスを育てる秘訣です。

“細やかな”種まき

アスパラガスの種は、直径2~3ミリ。この種を培養土が入った育苗ポットへ一粒一粒、丁寧に入れていきます。その後、電熱マットでじんわり暖め、元気の良い発芽を待ちます。

“手で植える”定植"

苗を畑に植える「定植」を、すべて手作業で行っています。その理由は、丁寧に植えることができ、さらに株元ひとつずつに粉炭を埋め込むことができるから。10,000平方m(3000坪)の広大な土地を、機械なら2日で済む作業も、手植えなら4人がかりで2週間。その手間暇が、味や栄養、安全性につながります。

“秘密兵器で”収穫

病気や害虫の有無を確かめながらの腰をかがめての収穫作業は想像以上に厳しい作業です。そこで私たちは“秘密兵器”を導入。地元の方の協力を仰ぎ、写真のような農機を作成していただきました。腰を伸ばしたまま、丁寧な収穫が行えるため、非常に効率的な農作業が実現しています。

虫とり

農薬の使用は極力抑えています。シーズンになると、毎朝4時過ぎから虫とりを手作業で開始します。特別栽培では全ての虫たちを退治できるわけではありません。特別栽培で農業を行うには時として寛大さも必要です。私たちは、虫たちに傷つけられてしまうより早く、次々と新しく無傷のアスパラが出てくる様な、勢いのある株作りと維持が肝心と考えています。

親茎の管理

初夏になると、芽吹いたアスパラガスの一部を収穫せずに大きく育て上げ、株に栄養を送る「親茎」にします。春のアスパラはこの親茎が蓄えた養分の量次第で品質も収穫量も変わってきます。
毎日毎日、グングン生長し、放っておくと茎からは細かい葉っぱが伸び放題となり、通気性や日当たりが損なわれます。そこで、親茎をじっくり観察しながら、手作業で丁寧な剪定を行ないます。正しく剪定すれば風通しがよくなり、アスパラガスが嫌う過度な湿気もすっきり解消。株元まで明るい日差しが届き、光合成量もアップ。翌年はまた上質なアスパラがたくさん芽吹きます。

除草

春から夏にかけて、草とりのシーズンが到来します。放っておくとせっかくアスパラガスのために用意した肥料を吸収してうっそうと茂り、アスパラガスの株元に光が届かなくなり、病害虫の温床にもなります。除草しても1週間経てば、また新たな草が生えてきてしまう終わりの見えない作業ですが、ハウスに新しく雑草の種を入れてしまわない限り、やがて雑草も減ってゆくと信じて、毎日地道な草取りに励んでいます。

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