農業研修

〜 食の生まれるところ 最高の土と水と信念と 〜

8:00 スプリングファームに到着

10月6日(2日目)、早朝に搾乳体験をした私たちは、内定式と記念植樹をしたスプリングファームに、全員作業服姿で訪れました。

スプリングファームとは…

人参、トマト、しそ、大豆、アスパラ、じゃがいもなどを「電子農法」によって栽培している農場です。

スプリングファームが大切にしていることは以下の4つのことだそうです。

  • 1. 原料は最高な物でなくてはならない
  • 2. は最高の物でなくてはならない
  • 3. 環境は作物育成及び、農産加工において、最も重要である
  • 4. 最も大切にしているものは、物を生産加工する人の信念
  • ここスプリングファームの代表である佐々木千城さんとその奥様、従業員である市川さんご夫妻にご指導いただきながら、私たちは農業体験を行いました。

    8:10  炭埋(たんまい) - 穴掘り -

    炭埋(たんまい)とは、佐々木さんが実践されている「電子農法」の基本の作業で、文字通り「炭を埋める」ことです。

    炭埋を行うことによって、農薬・科学肥料を使用せずに有機野菜を栽培することができます。

    炭を農地の地中に埋めるために、

    @穴を掘り A炭を液状にし B穴に炭を流し C再び土を被せ る という工程を行います。広い面積で炭埋を行う場合は業者に委託しますが、3つく らいの場合は農場の従業員で掘るのだそうです。

    電子農法でおいしい野菜を作るには、活性炭200kgを地下1m30cmに、20m間隔で埋めていく必要があります。

    つまり、人が穴に入って頭が少し出るくらいの深さをシャベルで掘っていくのです。

    最初はトラクターである程度掘ってもらいますが、直径1m程度の綺麗な円形で垂直な穴でなければ効果が出ない、人の手で穴の深さと形を整えていく必要があります。


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